昨日、「今日のブログは攻撃的だったなぁ」と思いながらも、
娘のピアノ発表会でした。
Y音楽教室のピアノ個人レッスンの生徒対象です。
娘は2部の3番目。年齢は4歳なので、発表会初めての方もちらほら。
舞台袖で女の子のお母様が「00ちゃん、間違わないで弾くのよ!!」と仰っていた。
女の子の身体がきゅっと固くなった。
私は声をあげそうになった。
「お母さん!その箱を開けたらあかん!!」 その箱とは「パンドラの箱」
失敗しないように!とか、間違わないようにとか、ネガティブな言葉は
言葉自体が強い力を持っていると思う。その言葉を考えたり、声に出したり、そう箱を開けると一気に世界中に広がるのだ。
そして、身体の自由を奪ってしまう。言葉の呪縛。
生徒さんにも、娘にもがんばるだけがんばったら、後は楽しむだけだといっています。
やるだけやった自分を信じるだけ。もちろん練習量に裏打ちされた自信も大事でしょう。。
でも、すべてのものに見返りを求める事は出来ない。音楽はそういうものではないでしょうか?只頑張って後は楽しむだけ。
身体のちからを抜いて、微笑み、自分の弾きたいイメージだけを思う。
小さい生徒さんには、聴いて欲しい人を思い浮かべて楽しく弾いてね。
大きな生徒さんには、「そのまま、ありのまま、ここまできたら笑うしかないやろ」
結果は自ずとついて来るでしょう。
お願いです。その箱を開けないで下さい。
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