奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室 主宰中西美江です。
引き続き10月30日「ライティング講座」のお話
自分の教室の良さ、大事にしている事を短い言葉で表す。
というワークの後・・・
「羊と鋼の森」今年度本屋大賞を受賞した本の要約に入ります。
ピアノの調律師が主人公の小説
私たちピアノ講師にとっては無くてはならない大事な仕事のパートナー
仕事内容もわかれば、主人公の何にこだわるのか?という気持ちも良くわかる。
普段ピアノに関わりのない方たちはどうかしら?
でもこの作品は一つ一つの専門用語を作者独特の言葉でみんなに想像しやすく表現している。
そして、調律師というとっても繊細で、芸術の域に達する仕事なのだという事もわかります。
美芽先生のワークは本の帯に注目、どこの文章から、なぜこの文章が選ばれたのか?
を受講者全員で音読・・・ それぞれが読んだ感想など、何が言いたいかを考える
まるで、現代国語の授業みたいなんだけど・・・
それがなんとも心地いい・・・ 何が言いたいのか必死に探る時間・・・
答えは一つじゃないという事も再認識、
同じものを指しているのだけれど、参加者それぞれの言葉で表現が微妙に変わる・・・
これもとっても大事な事として今回再認識。
そして、最後はなぜか音楽の指導要綱・・・どうしてかなぁって思ったけど
さっきの言葉に拘りぬいた作品を読んだ後に要綱を見ると・・・なんじゃ? こりゃ?
並べただけの言葉・・・にがっかり 良いこと書いてあんのに・・・
そうかぁ!美芽先生はそこに気がついてほしかったのか!
なんでもそうだけど、ちゃんと自分の言葉、自分の考えを持って発信する事の大事さを
再認識した一日カンヅメライティング講座でした。
じっくり考える時間があったからこそ、ここまで考え至ることができたと思います。
山本美芽先生、改めてありがとうございました。
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