専門誌に「導入期のレッスン」について寄稿しました
こんにちは、ぽこあぽこピアノ教室の中西美江です。
2025年1月号「ムジカノーヴァ」という音楽教育の専門誌に「導入期のレッスン」についての記事を執筆させていただきました。これは、長年ピアノ教室で多くの初心者のお子さまと向き合いながら試行錯誤を重ねてきた経験をもとに、導入期の大切さや効果的な指導法についてまとめた内容です。
導入期のレッスンが持つ意味
ピアノを初めて学ぶお子さまにとって、導入期のレッスンは特別な時間です。この時期にどのように音楽の基礎に触れるかが、その後の成長や音楽への興味に大きな影響を与えます。
記事では、以下のポイントについて詳しく解説しました。
- Cポジションから始める重要性
生徒のモチベーションを高めるために、わかりやすく親しみやすいCポジションからのスタートを推奨しています。その理由や実際の指導例について述べました。 - 片手練習の意義
両手での演奏を焦らず、片手ずつ丁寧に練習することで基礎を固める大切さを説明しました。この練習が、長期的な上達につながることを多くの生徒で実感しています。 - 記号に頼らない指導法
指番号や強弱記号をあえて省略し、生徒が自分で考え、表現する力を養う指導法についても触れました。 - 音楽を楽しむアプローチ
遊び感覚で学べるリズムカードや音符を歌う練習を取り入れることで、「楽しい!」を軸にしたレッスンを展開する方法をご紹介しました。
執筆の背景
この記事を書くきっかけとなったのは、私自身が「なぜ私がピアノを続けてきたのか?」という問いを考えたことにあります。音楽の楽しさや表現する喜びをどのように生徒に伝えられるのか
このテーマは、教室運営を通じて私が最も大切にしてきた課題です。
導入期の指導は、その第一歩となる重要な時間。技術だけでなく、「音楽って楽しい!」と心から感じてもらえるようなレッスンづくりを心がけてきた成果を記事として形にしました。
これからの展望
専門誌での執筆を通じて改めて感じたのは、導入期のレッスンが持つ可能性の大きさです。音楽を初めて学ぶ瞬間に寄り添える指導者として、生徒一人ひとりが持つ個性や夢を尊重しながら、さらに充実したレッスンを提供していきたいと思っています。
今後も、記事の執筆をはじめ、音楽教育について考え、発信していければと考えています。教室での指導や日々の経験を生かし、もっと多くの方に「音楽の楽しさ」を届けていきたいです。
専門誌をご覧になった方、また「導入期のレッスン」について興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。ぽこあぽこピアノ教室では、体験レッスンも随時受け付けています!
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