奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です(^O^)/
ここ何日間、移動中、寝る前殆ど読書していました。
昨日ご紹介した上橋菜穂子さんの「鹿の王」今年度の本屋大賞ノミネート作
守り人シリーズ 獣の奏者など
この方の作品は、人と共存して生きる馬、羊、山羊、犬架空の動物との交流はもちろん
一つの出来事が見方を変えると悪にもなり、善にもなる、100パーセント悪くなろうって誰も思ってないよ
話のわかる奴もおるから、そんなに頑固になったらいかんで と感じられる所もあり
でも一途に思いを遂げる人も又潔しとする所もあり、
私の大好きな池波正太郎さんや藤沢周平さん、山本周五郎さんの時代小説を彷彿とさせる作品でした。
この本のテーマ、疫病とは? どんな起源で何の為に? それがもたらす危険とは?
などがとても新鮮で読み応えがありました。
そして題名のタイトル 「鹿の王」この言葉の意味も
かっこいい解釈だけでなく、カッコ悪い解釈もあるのが、この本の誠実さを感じさせるなぁと
下巻になって改めて思いました。
ハリーポッターが好きな世代に読んで欲しい・・・