タグ別アーカイブ: ピアノ教室生徒募集中
ウェルビーイングとは?
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
ウェルビーイングとは、ひとことで言うと「心身ともに満たされ、良い状態にあること」を指す言葉です。
単に「病気ではない」「困っていない」ということではなく、
その人がその人らしく、いきいきと、幸福感を持って過ごせているかどうか、という視点です。
ピアノ教室というと、
「どれだけ上手に弾けるようになったか」
「どれだけ難しい曲が弾けるようになったか」が評価軸になりがちです。
もちろん、技術の上達も大切な喜びの一つです。
でも私は、それと同じくらい、
「この子は今、ピアノを通じて満たされているだろうか」という視点を
大切にしたいと思っています。
上達だけを追いかけると、
時に「もっと、もっと」と際限のないプレッシャーになってしまうことがあります。
一方でウェルビーイングという視点を持つと、
「今日は苦手なところに向き合えた」
「発表会で緊張したけど、最後までやり切れた」
「お友達の演奏を聴いて素敵だと思えた」
そうした一つひとつの経験そのものに、価値を見出すことができます。
そして、その一つ一つに価値があるという事を生徒さんたちにお伝えし
日々の暮らしに「ウェルビーイング」を意識してもらうことをレッスンの目標の一つにしています。
これはまさに、教室ビジョンである「音楽を通じ、個性を大事に一人一人の想いを応援する」の実践そのものです。
上達の速度も、感じ方も、一人ひとり違います。その違いを大事にしながら、その子なりの満たされ方を応援する。
そうした関わりの積み重ねの先に、「そして自分を好きになれること」というブランドプロミスがあると考えています。
ウェルビーイングの視点は、近年、教育の世界でも大きく注目されているテーマです。
私自身も、楽器店様でのセミナーで、全国の先生方に「技術指導とウェルビーイングは両立できる」ということをお伝えしています。
又ピアノのレッスンのための情報紙レッスンプラスワン』の連載でも繰り返し取り上げているテーマです。
次回、最終回は「非認知能力」について、そしてこの4回のまとめとしてお話ししたいと思います。
ポリヴェーガル理論とは?
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
ポリヴェーガル理論とは、私たちの自律神経が、安全を感じているときと、
危険や不安を感じているときとで、まったく違う働き方をする、という理論です。
人は安心・安全を感じている状態(腹側迷走神経系が優位な状態)でこそ、
他者とつながり、学び、挑戦する力を発揮できるとされています。
逆に、緊張や不安でいっぱいの状態では、どれだけ「頑張れ」と声をかけても、
本来の力は発揮されにくいのです。
これは、ピアノのレッスンにもそのまま当てはまります。
「間違えたら怒られるかもしれない」
「うまく弾けないと恥ずかしい」
そんな不安を抱えたままの環境では、どんなに優れた教材を使っても、生徒さんたちの力は十分に引き出せないのです。
私は、レッスンの中で「全てオッケーの哲学」を大切にしています。
これは、まず生徒さんがたのありのままを受け止め、否定から入らないという私自身の指導姿勢です。
「できた・できない」の前に、「ここにいてくれてありがとう」「今日も来てくれたね」という安心感を土台に置く
。その安心の土台があってはじめて、子どもたちは自分から挑戦し、伸びていくことができます。
これは、教室ビジョンの「個性を大事に一人一人の想いを応援する」という言葉の、いわば神経科学的な裏付けをしていると考えています。
そして、安心できる場で少しずつ挑戦を重ねていくからこそ、
「そして自分を好きになれること」というブランドプロミスにたどり着けるのだと思っています。
ちなみに、私が「poco a poco(ポコ・ア・ポコ=少しずつ)」という言葉を教室の理念に掲げているのも、
この考え方と深くつながっています。安心できる環境の中で、スモールステップで、少しずつ。
それが、無理なく力を伸ばしていく一番の近道だと、今までの指導経験からも実感しています。
こうした自律神経の視点も、全国の先生方向けのセミナーや専門誌の連載でも
必ず繰り返しお伝えしているテーマなんです。
次回は「ウェルビーイング」について、教室での実践とあわせてお話しします。
教室ビジョンとブランドプロミス
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室では
「音楽を通じ、個性を大事に一人一人の想いを応援する」という教室ビジョンを掲げています。
そして、その先にあるのは
「そして自分を好きになれること」というブランドプロミスです。
この教室ビジョンとブランドプロミスを掲げることで
講師自らが常に意識して日々のレッスンの中で実践することが出来ると思います。
今日から4回に分けて、その裏付けとなっている考え方を、一つずつゆっくりお話ししていこうと思います。
第1回のテーマは「SEL教育(社会情動学習)」です。
SELというのは、自分の気持ちに気づき、それをどう扱うかを学びながら、他者との関係を築く力を育てていく教育の考え方です。
テストの点数のように数値化できる学力とは違って、「感情のコントロール」「自己理解」「対人関係」といった、
目に見えにくいけれど生きていくうえでとても大切な力を育てていくのです。
ピアノのレッスンは、SELの宝庫だと考えています。
たとえば、
うまく弾けなかったときにどう気持ちを立て直すか。
発表会前の緊張とどう付き合うか。
先生や他の生徒さんとどう関わるか。
一曲を仕上げるまでの過程には、感情のコントロールや、対人関係の学びがぎっしり詰まっています。
私が教室ビジョンで「個性を大事に一人一人の想いを応援する」と掲げているのは、
生徒さん一人ひとりの感情や個性に、丁寧に向き合いたいという想いからです。
「弾けた・弾けなかった」だけで終わらせず、そのプロセスの中でその子がどう感じ、
どう乗り越えたかに光を当てる。
それが、ブランドプロミスである「そして自分を好きになれること」につながっていくと考えています。
こうしたSELの視点は、私が全国の先生方にお伝えしている講座の中で、いつもお話ししています。
「完全を目指すのではなく、間違いを認め、間違いを正すのではなく、間違いを次に活かしていく」という考え方
その中で自分を認め、自分に自信を持って生きていく・・・
そんな子供達をピアノレッスンを通して育てて行きたいと考えています。
次回は「ポリヴェーガル理論」について、
少し専門的にはなりますが、できるだけわかりやすくお話ししたいと思います。
教室の外でも、学び続け、伝え続けています
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
教室主宰中西美江です。
いつもは教室でレッスンをしている私ですが、
お仕事は、ぽこあぽこピアノ教室の中だけではないんです。
今日は、レッスン以外でどんな活動をしているのか、少しお話ししてみようと思います。

全国のピアノの先生方に向けて、お話しする機会をいただいています
ありがたいことに、
ヤマハ様やカワイ様、島村楽器様といった、大きな楽器店さまが主催する研修やセミナーに、講師として全国各地に呼んでいただいています。
他のピアノの先生方に向けて、
「どう教えたら生徒さんが楽しくピアノレッスンを続けて行くことが出来るのか?」
「どう教室を運営したら生徒さんに選び続けてもらえるのか」を、きちんと体系立ててお伝えできる、というところを見ていただいているのだと思います。
いつもぽこあぽこピアノ教室でお子さまに行っているレッスンの一つひとつにも、
全国の同業の先生方が「学びたい」と思ってくださるだけの指導理論と実践が、ちゃんと積み重なっているということではないか?と考えております。
専門誌でも書かせていただいています
もう一つ、力を入れているのが専門誌への執筆です。ピアノの先生のための情報紙『レッスンプラスワン』では
「聞いて!まるみえ先生」という連載コーナーを担当させていただいていて、
全国のピアノの先生方から寄せられる指導のお悩みに、誌面を通してお答えしています。
全国の先生方が抱える課題に日々触れて、それにお答えし続けるというのは、今までのレッスンの実績はもちろんですが、
それまでの様々な経験も活きているのではと思います。
教室を選ぶときに、知っておいていただきたいこと
ピアノ教室を選ぶとき、「近いから」「なんとなく良さそうだから」も大事だと思うのですが、
それ以上に、実際にお子さまの前に立つ講師が、どれだけの経験と裏付けを持っているか、というのは意外と見えにくいポイントだと思いませんか?
私は令和8年で34年目になるキャリアを積んできましたが、それだけでなく、全国の先生方に指導法をお伝えし、
全国の先生方のお悩みにお答えし続けている立場でもあります。
ですが、こうした活動を支えているのは、日常の教室でのピアノレッスンです。
目の前の生徒さんに向き合って得られたもの、外に向けてお伝えするために、レッスンの方向性や考え方を構築したことを
またも自分のレッスンにも活かす。この繰り返しこそが、自分のレッスンの鍛錬になるのでは?と考えています。
どうぞ安心して、お子さまの成長をお任せいただければと思います。
「知らない世界に出会うたびに、子どもは少しずつ自分を広げていく」
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
宇宙がテーマです。
9月25日は「お月見」です。
だから〜〜星空、惑星、宇宙飛行士、そしてエイリアン(宇宙人)も
いつもの教室の入り口じゃなくて、
ちょっとだけ非日常な世界が広がってます。
毎月教室では「玄関の飾り付け」を変えています。
今月は何かなぁ〜の楽しみや、開けた時の「ドキドキ・ワクワク」も
教室の楽しみなんですよ〜〜
ピアノを習い始めたばかりの生徒さんにとって、
譜面に並ぶ音符も、初めて弾く曲も、最初は全部「知らない世界」です。
「知らないこと」はワクワクすることかもしれませんが、「怖い」と感じることもあります。
でもその前に「ちょっとリラックス」したり、何か楽しみに思うことがあれば・・・
「知らないことを知ること」も楽しみの一つになるのではないでしょうか?
ぽこあぽこピアノ教室が大事にしているのは、
「弾けるようになること」だけじゃありません。
教室のビジョンは、「音楽を通じ、個性を大事に一人一人の想いを応援する」こと。
そして、その先にある一番の願いは、「そして自分を好きになれること」です。
新しい曲に出会うたびに、最初はうまくいかない。
でも、少しずつ、poco a poco(少しずつ)進んでいく中で、
「できなかったことが、できるようになった」っていう実感が積み重なっていく。
この積み重ねが、実は自己肯定感の土台になっていくんですよね。
社会情動学習(SEL)の視点でも、
「挑戦→つまずき→小さな達成」のサイクルを繰り返す経験は、
子どもの非認知能力――粘り強さとか、
自己効力感とか――を育てる上でとても大事だと言われています。
ピアノのレッスンは、音楽の技術を身につける場であると同時に、
こうした力を自然に育む場でもあるのです。
玄関の飾り付けを毎月変えてるのも、実は同じ理由。
「今日はどんな世界に出会えるんだろう?」っていう小さなワクワクを積み重ねることで、
新しいことに出会う姿勢そのものを、日常の中で育てたいなと思っています。
知らない世界に出会うたびに、子どもは少しずつ、
自分の世界を広げていく。その最初の一歩を、ぜひ体験レッスンで踏み出してみませんか?
▼体験レッスンのお申し込みはこちら
小学1年生が大事なのは理由があります。
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
来春から開講される、小学1年生向けの音楽と学習の総合塾「ぽこkidsスタディ」
について専門的な角度から説明させて頂いています。
本日は②ポリヴェーガル理論の観点から
「安心できる場所」と「学べる力」
この二つは、実はどんな関係にあるのでしょうか。
前回は発達脳科学の視点から、
小学1年生という時期の意味についてお話ししました。
第2回は、ポリヴェーガル理論の視点から、この塾がなぜ「安心・安全」を最優先するのかに迫ります。
【ポリヴェーガル理論とは】
ポリヴェーガル理論は、精神生理学者スティーブン・ポージェス氏によって提唱された、
自律神経系の働きを説明する理論です。この理論では、自律神経の状態を大きく3つに分けて考えます。
腹側迷走神経系(安心・安全な状態):落ち着いて人と関わり、考えたり学んだりできる状態
交感神経系(闘争・逃走の状態):緊張や不安の中で、警戒や防御が優先される状態
背側迷走神経系(凍りつきの状態):強いストレスの中で、心身がシャットダウンしてしまう状態
人は、腹側迷走神経系が働く「安心・安全」な状態にあってはじめて、
落ち着いて思考し、新しいことに挑戦する力を発揮できるとされています。
逆に、緊張や不安を感じている状態では、
どれだけ「勉強しなさい」と言われても、その力はうまく働きません。
「できた/できない」の前に、まず「安心できているかどうか」
多くの学習の場では、どうしても「宿題ができたか/できていないか」という評価が先に立ちます。
それ自体は自然なことですが、
勉強という営みにまだ慣れていない小学1年生にとって、
これが大きな緊張やプレッシャーになってしまうことがあります。
評価の前にまず、「ここは安心していい場所だ」と感じられる神経系の状態をつくること。
これが、この塾がいちばん大切にしたい出発点です。
音楽活動が持つ、「安心」への働きかけ
音楽活動には、呼吸を整えたり、心地よいリズムに身を委ねたりすることを通じて
、腹側迷走神経系の働きを助ける効果があるといわれています。
学習の前後に音楽の時間を組み込むことで、
緊張しがちな学びの時間そのものを、
安心できる状態へと整えていくことができると考えています。
「勉強は怖くない」という土台は、
ドリルの量を増やすことでは作れません。
まず神経系のレベルで安心できる環境を用意すること。
それが、学ぶ力そのものを引き出す土台になるのです。
次回は、
この安心・安全の土台の上に育っていく、SEL(社会情動学習)の視点からお話しします。
ぽこあぽこピアノ教室が考える小学1年生の為の
音楽と学習の総合塾
「ぽこkidsスタディ」へのお問い合わせやご質問は
教室LINE@からお待ちしております。
「弾けること」のその先へ ウェルビーイングという視点
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
ピアノが上手に弾けるようになること。それは目標のひとつですが、
私が本当に願っているのはその先にあります。
ウェルビーイングとは・・・
心と体、そして社会的なつながりまで含めた「よく生きている状態」を指す概念です。
ポジティブ心理学を提唱したマーティン・セリグマン博士は、ウェルビーイングを構成する要素として、
ポジティブな感情(P)
物事への没頭・熱中(E)
良好な人間関係(R)
人生の意味(M)
達成感(A)の5つ
「PERMA」と名付けてを表しています。
ピアノのレッスンに置き換えてみると
好きな曲が弾けた瞬間の喜び(ポジティブな感情)
練習に没頭する時間(エンゲージメント)
講師や仲間との関わり(関係性)
発表会という目標に向かうこと(意味)
そして「できた」という積み重ね(達成)
ピアノという習い事には、この5つの要素がすべて詰まっていると、
全国の先生方にお伝えするたびに、あらためて実感します。
セミナーや「聞いて!まるみえ先生」のコラムでも、
「教材選択や進度管理に悩んでいる」というご相談を多くいただきます。
その根底には、「この子にとって、今の学び方は本当に幸せなものになっているだろうか」という、
まさにウェルビーイングの問いがあると感じています。
上達のスピードだけを追いかけると、いつのまにか「弾けること」そのものが目的になり、
その子らしさや楽しさが置き去りになってしまうことがあるのです。
私がレッスンで一番大切にしている約束は「自分を好きになれること」。
これはまさにウェルビーイングの考え方そのものです。
上手・下手という評価の前に、音楽と関わる時間そのものが、
その子・その人にとって幸せなものであってほしい。指導技術に加えて、こうした視点を教室の考え方にしっかりと根ざすということを今こそお伝えしたいと考え、全国の先生方に共有し続けていきたいと考えております。
私自身の教室では、より一層その実践にこだわりたいと考えています。
明日は、これら3つの理論が実際にどんな形になっているか、発表会「ポコラの大冒険」シリーズを通してご紹介します。
「習い事に何を求めるか」を考えるきっかけになれば嬉しいです。
音楽は”心の教科”SEL(社会情動学習)を育むレッスン
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
ピアノのレッスンで育つのは、指先の技術だけではありません。今日はSEL教育についてお話しします。
SEL(Social and Emotional Learning/社会情動学習)とは、
自分の感情を理解し、他者と良い関係を築きながら、責任ある意思決定ができる力を育む教育のアプローチです。
国際的な研究団体CASELは、その中核となる力として、
自己認識(自分の感情や強みを理解する力)
自己管理(感情や行動をコントロールする力)
社会的認識(他者の気持ちを理解する力)
関係構築力、
責任ある意思決定力の5つを挙げています。
ピアノのレッスンは、実はこのSELを育むのにとても適した場です。
「今日はうまく弾けなかった、悔しい」という感情に気づき、
言葉にすること(自己認識)
次のレッスンまでにどう練習するか自分で決めること(自己管理・責任ある意思決定)
発表会でほかの生徒さんと励まし合うこと(社会的認識・関係構築力)
一つの楽器と一対一で向き合う習い事だからこそ、実は感情との対話が濃密に起こっている、
というのが今までピアノレッスンをしてきた中で、得ることが出来ました。
これは私自身が全国のセミナーや「聞いて!まるみえ先生」のコラムで指導者の方々にお伝えしている視点でもあります。
「保護者とのコミュニケーションがうまくいかない」
「発表会の運営に悩んでいる」といったご相談にお答えする中でも、
根底にあるのは「生徒さんの感情や意思決定のプロセスに、周りの大人がどう関わるか」というテーマであることが
多いのです。
私が発表会のために作っているオリジナル物語「ポコラの大冒険」シリーズも、
こうしたSELの視点を意識してつくっています。
火の国のポコラ「イグニ」
水の国の「アクニ」
大地の国の「テライ」
風の国の「シルフ」
「自分の中にある音楽とは?」
「自分は何者なのか?」
「平和について考えること」といったテーマを、
キャラクターたちの冒険を通じて生徒さんと一緒に考えていきます。
物語に没入しながら、実は自分自身の気持ちと向き合い、
仲間との関わりを重ねる時間になっているのです。
明日は、これらの土台の先にある「ウェルビーイング」という考え方についてお話しします。
技術だけでなく、心の育ちも大切にしたい方に読んでいただきたい回です。
「固まってしまう」にはワケがある「ポリヴェーガル理論から見るレッスン」
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
発表会前に手が固まる、レッスン中にじっと下を向いてしまう。
今日はそんな生徒さんの様子を、神経科学の視点から読み解いてみます。
ポリヴェーガル理論とは?
アメリカの神経科学者ステファン・ポージェス博士が提唱した、自律神経系に関する理論です。
私たちの自律神経系には大きく3つの状態があるとされています。
1、安全で人とつながっていると感じられる「腹側迷走神経系」が優位な状態、
2、危険を感じて闘うか逃げるかに備える「交感神経系」が優位な状態、
3、そしてそれでも対処しきれないときに動きや感情を”シャットダウン”させる「背側迷走神経系」が優位な状態です。
そして、さらに重要なのが「ニューロセプション」という概念です。
これは、頭で考えるより先に、身体が無意識のうちに「ここは安全か、危険か」を探知している、
という働きを指します。
生徒さんが緊張で指が動かなくなったり、表情が固くなったりするのは、
意思の弱さでも、練習不足だけが原因でもなく、
神経系が「今は安全と感じられていない」と判断しているサインなのです。
難しそうに思う話ですが、考えてみてください
私たちは「動物」です。
危険が迫っていると感じた時・・・動きが一瞬止まると思いませんか?
無防備な時(ご飯を食べる時・眠る時)でも外からの攻撃に備えて耳を立てる・・・
そんな「動物」たちをテレビで観たりしますよね。
そんな能力が私たちにも残っていると考えたら、頷けますよね?
私が全国のセミナーやコラムで指導者の方々から受けるご相談の中にも、
「発表会前になると急にやる気を失っているように見える生徒がいる」
「レッスン中に固まってしまい、何を聞いても反応が薄い」といったご相談を受けることがあります。
多くの先生方が「性格の問題」「練習不足」と捉えがちなこうした様子も、
ポリヴェーガル理論の視点で見ると、まったく違う景色になります。
だからこそ、
ピアノレッスンでは、指導の前に「安全のサイン」を丁寧に送ることを大切にしています。
声のトーン、視線の合わせ方、テンポの取り方、部屋の空気。
そして目の前でその子専用の楽譜を書く「マイピアノ楽譜」も、
「あなたのために、今ここで用意しています」という、
言葉以上の安心のメッセージになります。
これこそが私が考えている「全部良いよの哲学」なんです。
まるごと受け止める姿勢の科学的な土台で、子供たちは安心できて初めて、本来の力を発揮し、挑戦できるようになる。
これは、生徒さんだけでなく、私たち大人にも当てはまることではないでしょうか。
明日は、もう一つの柱「SEL教育(社会情動学習)」についてお話しします。
「うちの子、緊張しやすくて」という方にこそ知っていただきたい視点です。
只今「教室ライン@」登録受付中です。
今年も、みんなの願いを神様へ ― 七夕短冊のご祈祷
奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
ぽこあぽこピアノ教室では
毎年、七夕の時期に生徒さんたちに短冊を書いてもらい、教室玄関に飾ったあと、
奈良県桜井市の大神神社(おおみわじんじゃ)へご祈祷に行くのが恒例になっています。
今年もカラフルな短冊に、一人ひとりが願いを込めて書いてくれました。
内容はさまざまなですよ〜〜
「ピアノがじょうずになりますように」
「かぞくがしあわせにすごせますように」
「お金持ちになりたい!」
「せかいへいわ」
「お友達がたくさん出来ますように」
一生懸命書いてくれた文字を一枚一枚読んでいると、
あたたかい気持ちが胸いっぱいになります。
どんな願いでも良いんです!
自分の言葉で、自分の願いを書いてくれるのが良いんですよ。
教室では、生徒さん一人ひとりの個性を大事にしたい、
その子らしい想いを応援したいと
思ってレッスンをしています。
だから、どんなことを考えていて、どんなことを願っているのかがわかる
「七夕のお願い」は大事なんですよ。
ご祈祷して頂くのは、大神神社です。
日本最古とも言われる神社のひとつで、大きな杉の木々に包まれた参道はいつも静かで心が整う場所です。
こ集めた短冊を持って鳥居をくぐり、一つひとつの願いがきちんと神様に届きますようにと、
毎年お祈りしています。
ピアノの上達だって、家族の幸せだって、世界の平和だって、ゲーム買って欲しいだって
生徒さんたちの願いはどれも本物です。
今年もその想いを「念願成就」として祈祷して頂きました。
願いが叶いますように





















