ぽこあぽこピアノ教室のピアノ発表会・・・6

2025年12月15日

第6章
まちがえるということ ― 心がやわらかくなり、やり直す力が育つ瞬間

物語の中には、
「もう後戻りできない」と思うほど胸が痛む場面があります。

選んだ道が正しかったのか分からず、
大切なものから離れてしまったような気がして、
心の奥に重たい影が落ちる瞬間。

その小さな存在は、
初めて自分の選択を後悔します。

けれどその後悔こそ、
物語では大きな意味を持っていました。

✨“まちがえた”と気づける心こそ、本当の強さ

子どもはときどき、自分がどの道を選べばよかったのか分からなくなります。

思わず友だちにきつく言ってしまった日

練習したのに本番で弾けなかった日

うまくいかなくて投げ出したくなった日

がんばれずに自分を責めてしまった日

大人でもつらくなるような気持ちを、
小さな身体で懸命に抱えています。

物語の中の存在も、
自分は間違えた、と気づいた瞬間に深い後悔を経験します。

でも実は——
これこそが心の成長の入り口。

心理学では、
「まちがいを認める力」は
柔軟さの証であり、成長と幸福の鍵
だとされています。

まちがいに気づくということは、
“自分を客観的に見つめられるようになった”という大切な変化。

それは決して弱さではなく、
心が成熟するプロセスなのです。

✨後悔は、もう一度やさしく歩き出すための準備期間

物語を読むと、
後悔に沈む時間は、とてもつらく見えます。

けれど、その時間にこそ
大切なことが静かに育っています。

大切だったものを思い出す

戻りたい場所があることに気づく

本当はどうしたかったかが見えてくる

誰かに支えられていたことを思い出す

これは、子どもが日常で経験する“心の整理”と同じです。

後悔とは、
心が静かに整理されていく過程そのもの。

そして整理が進んだとき、
人は初めて
「もう一度やってみよう」
という気持ちを持つことができます。

物語が教えるのは、
後悔は“終わり”ではなく、
“はじまりの手前”にある大切な時間だということ。

✨ぽこあぽこピアノ教室は、やり直す勇気に寄り添いたい

レッスンでも、子どもたちは小さな“まちがい”を繰り返します。

同じところでつまずいたり、
音を読み間違えたり、
指が思うように動かなかったり。

でも、そのたびに
「どうしてできないの?」
と責めてしまうと、
子どもはもう一度挑戦する勇気をなくしてしまいます。

ぽこあぽこで大切にしているのは、
「まちがい歓迎」の空気。

間違えたら、「気づけたね」と声をかける

できない日は、「そんな日もあるよ」と受け止める

失敗を、次へのステップとして扱う

やり直すことを恐れない子を育てる

子どもに必要なのは、完璧さではありません。

必要なのは、
やり直してもいいという安心。
立ち上がるたびに、それを支える大人の存在。

それこそが、音楽と長く仲良くするための心の土台になります。

✨心がやわらかくなったとき、音は優しく変わる

まちがいに気づき、
後悔し、
それでも前に進もうとしたとき——

子どもの音は少し変わります。

ほんの少しだけ優しくなったり、
深さが増したり、
音と向き合う姿勢がまっすぐになったり。

それは、外からは分からない
内側の変化のあらわれ。

物語の中で、後悔を経験した小さな存在が
仲間に心を開き、
やわらかい強さを取り戻していったように……

子どもたちも、自分の弱さを知ったとき、
初めて “優しい強さ” を育てていきます。

音楽に必要なのは、この優しい強さ。
それがあると、演奏がぐっと豊かになります。

🌈ぽこあぽこピアノ教室 公式HP
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