奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。
昨日は、教室のレッスンから生まれたものが、全国の先生方へ届いていくお話をしました。
今日はその反対の流れ、「教室の外」から「教室の中」へ還ってくるもののお話です。
「聞いて!まるみえ先生」で向き合っていること
『レッスンプラスワン』では「聞いて!まるみえ先生」というコーナーを担当させていただいています。
全国のピアノの先生方から寄せられる指導のお悩みに、誌面でお答えするコーナーです。
セミナーの会場でも、休憩時間や終了後に、たくさんのご相談をいただきます。
ピアノの先生が悩まれることって、どんなことだと思われますか?
練習してこない。
「やめたい」と言い出した。
発表会で緊張して、実力が出せない。
譜読みがなかなか進まない。
あれ?と思われた保護者の方、いらっしゃいませんか?
そうなんです。先生方のお悩みは、
ご家庭で保護者の皆さまが感じておられるお悩みと、
ほとんど同じなんです。
答えるたびに、自分のレッスンが磨かれていく
全国の先生方のお悩みにお答えするとき、「なんとなく」では答えられません。
なぜそうなるのか。どうしたら変わるのか。
今までの経験から得た答えや考えを、一つひとつ言葉にして、筋道を立ててお伝えする必要があります。
この「言葉にする」作業が、実は私自身のレッスンを一番鍛えてくれています。
言葉にできたことは、教室で保護者の皆さまにも、
きちんと理由をつけてご説明できるようになります。
「先生はなぜ、ここで叱らないのか」
「なぜ、この曲をこの順番で弾くのか」
そのひとつひとつに、根拠があるレッスンです。
お悩みへの答えの根っこは、いつも同じです
どんなお悩みにお答えするときも、根っこにある考え方は変わりません。
まず、その子のありのままを受け止めること。
ぽこあぽこピアノ教室では、これを「全てオッケーの哲学」と呼んでいます。
人は、安心できている状態(腹側迷走神経系が働いている状態)でこそ、挑戦する力を発揮できます。
そして、大きな目標を小さく分けて、スモールステップで「できた」を重ねていくこと。
「練習しない」も「やめたい」も「緊張する」も、その子が今どんな気持ちでいるのかのサインです。
サインを叱るのではなく、
気持ちに寄り添って、一緒に次の一歩を探す。
これは、教室ビジョン 「音楽を通じ、個性を大事に一人一人の想いを応援する」 の実践そのものです。
保護者の皆さまへ向けて
• 練習の「量」より、ピアノに向かえたこと自体を認めてあげてください。「今日も弾いたね」の一言で十分です。
• 間違えたところより、「さっきより良くなったところ」を一つ見つけて伝えてあげてください。
• 「やめたい」と言われたら、すぐに答えを出さず、まず「何がしんどいの?」と聞いてあげてください。
子供さんの声を真摯に受け止め、一緒に考え、少しの変化も見逃さず
「オッケー!」の言葉をかける
その積み重ねの先に、
ブランドプロミス 「そして自分を好きになれること」 があると信じています。









