ポリヴェーガル理論とは?

2026年09月03日

奈良・新大宮ぽこあぽこピアノ教室です。

ポリヴェーガル理論とは、私たちの自律神経が、安全を感じているときと、
危険や不安を感じているときとで、まったく違う働き方をする、という理論です。
人は安心・安全を感じている状態(腹側迷走神経系が優位な状態)でこそ、
他者とつながり、学び、挑戦する力を発揮できるとされています。
逆に、緊張や不安でいっぱいの状態では、どれだけ「頑張れ」と声をかけても、
本来の力は発揮されにくいのです。

これは、ピアノのレッスンにもそのまま当てはまります。
「間違えたら怒られるかもしれない」
「うまく弾けないと恥ずかしい」
そんな不安を抱えたままの環境では、どんなに優れた教材を使っても、生徒さんたちの力は十分に引き出せないのです。

私は、レッスンの中で「全てオッケーの哲学」を大切にしています。
これは、まず生徒さんがたのありのままを受け止め、否定から入らないという私自身の指導姿勢です。
「できた・できない」の前に、「ここにいてくれてありがとう」「今日も来てくれたね」という安心感を土台に置く
。その安心の土台があってはじめて、子どもたちは自分から挑戦し、伸びていくことができます。

これは、教室ビジョンの「個性を大事に一人一人の想いを応援する」という言葉の、いわば神経科学的な裏付けをしていると考えています。
そして、安心できる場で少しずつ挑戦を重ねていくからこそ、

「そして自分を好きになれること」というブランドプロミスにたどり着けるのだと思っています。

ちなみに、私が「poco a poco(ポコ・ア・ポコ=少しずつ)」という言葉を教室の理念に掲げているのも、
この考え方と深くつながっています。安心できる環境の中で、スモールステップで、少しずつ。
それが、無理なく力を伸ばしていく一番の近道だと、今までの指導経験からも実感しています。

こうした自律神経の視点も、全国の先生方向けのセミナーや専門誌の連載でも
必ず繰り返しお伝えしているテーマなんです。

次回は「ウェルビーイング」について、教室での実践とあわせてお話しします。

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